学生団体ドリームボックスへの取材

変わるのを待つよりも、変えるために動きたい。
2012-09-07

今回は、岐阜大学の学生団体ドリームボックス(DreamBox)に取材を致しました。この学生団体は、2007年8月に岐阜大学の学生を中心に設立し、犬猫の殺処分問題解決を目的に活動しています。

学び、そして発信する

ドリームボックスは「学び」「発信」の2つを主軸として活動をしています。

「学び」では、毎週1回行われるミーティングで、各メンバーが殺処分問題について勉強してきたことを、シェアしたり討論したりしています。さらに施設見学などを行い、現場の状況を体感し、より知識を深めることによって、発信の礎としています。

「発信」では、殺処分問題を解決するために、「学び」で培った知識や取り組みを社会に向けて積極的にアプローチしています。

例えば、JR岐阜駅や名鉄岐阜駅にて1,000本もの啓発うちわを配ったり、様々な教育機関や動物病院に、啓発ポスターやリーフレットを置いてもらっています。

啓発ポスター「余命3日」 啓発リーフレット

子供に対して

「発信」は上記のような啓発活動だけではありません。

子供にも命の大切さについて分かってもらうための、出張授業を行っています。
例えば市内の子供会に出張し、小学生以下の子供でも命の大切さについて分かってもらえるように、紙芝居やクイズなどの授業を行います。

ドリームボックスのメンバーには応用生物科学部獣医学課程の学生が多いこともあり、聴診器を利用し、子供に自分の心音を聴いてもらうことで「生きている」「命」ということを感じてもらうこともしています。

子供に対して、積極的にこのような活動を行っているのは、将来、命を大切にできる大人になってくれると信じているからです。今後も子供に対する活動を積極的に行っていきたいという強い意志を感じました。

未来の命を救う

ドリームボックスでは、一般の愛護団体で行っているような里親探しを主軸としていません。ですから、例えば「今月は10匹の命を救った」という目に見える実績としての結果が得られません。それ故、目の前の一匹を救うことができない歯がゆさを感じることもあるそうです。

しかし5年後、10年後、授業を受けた子供たちが「犬猫を捨てない大人」になってくれれば、未来の10匹、100匹を救うことができます。

今回、活動内容や考えをお話して頂き、とても学生が行っているとは思えないほど、しっかりとした素晴らしい活動に感激しました。

「変わるのを待つよりも、変えるために動きたい」がモットーのドリームボックス。団体に入るきっかけが、ひとりひとり違っていても「自分には何ができるのか」を問いかけ活動をしています。

アニマルズ119としても、殺処分の問題に対して真剣に考え、そして積極的に行動しているドリームボックスを、今後応援していきたいと感じました。

 
※取材協力:
・岐阜大学 応用生物科学部 獣医寄生虫病学教室
 教授 鬼頭克也氏
・学生団体ドリームボックス
 鈴木香澄氏、野溝徹氏

※取材担当:Animals119プロジェクト研究員 竹中文人


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