動物愛護を子供たちにも

2012-05-08

前回、名古屋市動物愛護センターでの殺処分の現状や、助けるための取り組みについてお伝え致しました。同センターには狂犬病などの予防や殺処分等の業務を行う「管理棟」と、動物とのふれあいを行ったり、命の大切さを教える為の「愛護館」があります。

今回、再度同センターに伺い、愛護館について取材させて頂きましたのでお伝えしたいと思います。※前回の記事はこちらをクリック

ふれあいの場

愛護館には、犬と猫の生態や習性などを分かりやすく紹介している展示室や、犬や猫などに関する絵本から専門書まで読んだり調べたりすることができる資料室があります。

また外には、子供でも大人でも、犬とふれあうことができるスペース「ふれあい広場」もあります。(時間が決められていますので詳しくはHPをご覧ください

取材させて頂いた日には、デイサービスの利用者の方々がいらっしゃっていました。子犬を見たり撫でたりする表情は、自然と笑顔になり、とても幸せそうでした。

このふれあい広場で活躍している犬や、しつけ教室などで活躍している犬猫は、元は飼い主に見放されたり、捨てられていて保護された犬猫です。

センターに来た一部の犬猫は殺処分されず、このように活躍することができます。しかし、活躍できるのは本当に一部でしかありません。

石川所長:
少しでも多くの尊い命を助けるために、これから犬や猫を飼おうと検討している方は、愛護館に来ていただき迷子の犬や飼えなくなった犬猫等を譲り受けることも考えてほしい。

このように石川所長もおっしゃるように、「犬や猫はペットショップで購入する」という選択肢だけでなく、「飼い主を待っている愛護センターの犬や猫を引き取る」という選択肢もあるのではないでしょうか。

展示室も資料室も、ふれあい広場も無料で利用することが出来ます。また犬猫に関する相談にも乗って頂けますので、もっと愛護センターを身近なものとして考えてみてはいかがでしょうか。

子供の教育に

今回の取材で特に感じたのが「子供たちにも動物愛護について学んでほしい」という強い想いでした。

動物についての知識を得ることや、実際に動物とふれあうことは、子供たちの優しい心を育むことにつながります。そしてそれは、将来処分される動物の数を減らすことにもつながるでしょう。

また動物は、ゲームのように人や動物を自分の思い通りに操作することはできません。思い通りに動かないから、ボタン一つでリセットをするということもできません。

このようなことを、実際に動物とふれあい体験することで、「自分の思い通りにならないからキレる」という子供を減らすことや、相手のことを思いやる優しい心を育むことができるでしょう。

名古屋市動物愛護センターでは、センター内で動物愛護教室や飼い方教室などを行うだけでなく、幼稚園・保育園、小学校や中学校に訪問する移動ふれあい教室なども行っています。

動物とふれあう場や愛護教室等を提供しているのは同センターだけではありません。全国各地にある愛護センターや団体等、提供しているところは多くありますので、ぜひお子様をお持ちの方は一緒に体験されてはいかがでしょうか。

※取材協力:
名古屋市動物愛護センター
(所長)石川登紀子氏 (愛護指導係長)鳴海大助氏
(愛護担当主査)小島惠子氏

※取材担当:Animals119プロジェクト研究員 竹中文人


映画「犬と猫と人間と」

日本で処分される犬と猫は年間30万頭以上。あなたは、犬と猫たちのことをほんとうに知ってますか?

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